大阪の豊中市に納品があり、帰りに万博公園に行ってきました。
何の予備知識も無く太陽の塔を見たついでによったのですが収蔵品のすばらしさに圧倒されました。
収蔵品を眺めていると単に物として美しいだけではなく、代々受け継がれ発展した様式、技術、思い、祈り、環境など様々な事を感じる事ができました。
物が持つ背景がとても厚く豊かなので、今自分が作っている物はどうか?と考えさせられます…
この上の小屋はコートジボワールで実際使われていた物で、何とも言えぬ再現の出来ない、味のある風合いがあります。
解体して日本に送ったのでしょう、小屋の中を覗き込んでみると天井にでかでかと「cafe ROOF」建物右側の壁には「 cafe RIGHT SIDE」などとマジックで書いてあり民博の館員さんに確認すると送られてきたときから書いてあったとの事。
組み立てる時に間違えないように書いてくれたのでしょうか?
勝手な思い込みと印象かもしれないですがアフリカらしくて微笑ましかったです。
http://www.minpaku.ac.jp/←こちらで収蔵品が閲覧できます。