台東区谷中に「見せる作業場」として生まれた木工所です。
木のプロフェッショナルとして家具や家屋、店舗のほか、小さな什器まであらゆる“木の作品“を作り出しています。
代表田崎 史明(タサキ フミアキ)
家具デザイナー家具職人 家具手加工一級技能士
日本工学院専門学校 音響工学科在学中にアルネ・ヤコブセンの椅子に出会い衝撃を受け家具屋になることを決意。
卒業後に英国に一年間留学。
滞在中、家具作家リチャード・ベイトマンに師事、家具製作に必要な基本的な技能、デッサンなどを学ぶ。
帰国後就職活動期間を経て株式会社ヒノキ工芸に入社。
主に椅子製造を担当。
国内最高峰のヒノキ工芸の加工技術を学ぶ
三年間の修行ののち準備期間を経て2006年5月に独立開業
(当初屋号はDEN造形工場)。
2014年に屋号を現在のDEN-WORKSに変更。
DEN-WORKSの歴史
開業当初
開業当初はいわゆる下請け仕事が全体のほとんどでしたが、2008年のリーマンショックが起きた際に元請けからの受注が止まり経済的な打撃を受けました。
この時から元請け依存の事業形態を見直し始めます。
受注の窓口を増やし、リスクを分散させる事と利益率の低い下請受注割合を減らして行き、直接受注を増やして行く事が急務となりました。
そこで大まかに、オーダ家具事業、オリジナル家具小物事業、リノベーション事業(個人邸、店舗)、下請け事業の四つの窓口を設け、各々の販路の拡大に努め始めます。
下請からの脱却
オーダー家具、オリジナル家具小物、リフォームのデザインは全て自社で行うことで、外注費を減らしつつメーカーとしてのブランド力を高める事にも注力しながら、新たな販路開拓のために2011年のデザイナーズウィーク(現tokyo design week)を皮切りに展示会やデパートの催事等に積極的に出品、出店してきました。
DEN-WORKSの現在
2016年にこれまで培ってきたデザイン力、技術力を顧客に見せる場を得るために台東区谷中の築100年の長屋を購入し自宅兼ショールームをオープン。
地元の顧客からの受注も増え始め、元請け依存の事業形態から脱却することができました。
リノベーション事業もコンスタントに受けることができるようになってきました。
家具以外にもオリジナルiPadケースや彫刻、もともと得意であったスピーカー製作など業務内容は多岐に渡り、デザイン力と技術力の応用範囲を広げています。
過去の出店履歴
2009年 阪急百貨店 梅田本店「木工大辞典展出品」
2011年 デザイナーズウィーク出品
2013年 デザイン東京出品
2013年 IFFT interiorlifestyle living出店
2014年 アベノハルカス「ハルカスxmono」
2016年 新宿伊勢丹「ウィンザーチェアー展」に出品
そのほか木工大辞典に作例作家として掲載。